「毎日のハードワークに少し疲れてしまった。」
「人間関係に疲れてしまって1人でゆっくりしたい。」
「なんでもないけど、島に行ってのんびり過ごしたい。」
毎日頑張っているあなたへ。
ストレスや疲労が気づかないうちに溜まってしまっていませんか?
そんな時は、1人でのんびりリフレッシュ旅をしてみませんか?
非日常の大自然を感じ、自分自身と向き合う時間。
一人だからこそ何か新たな気付きを与えてくれるかもしれません。
旅好きな私が様々な旅をしてきた中で、島一人旅にフォーカスし、
島一人旅の魅力や注意点、20島以上訪れた島の中で一人旅におすすめしたい5島を紹介していきたいと思います。
是非参考にしてみてください!
1.島一人旅の魅力
①本土の主要観光地に比べ観光客が少なく、人疲れしない。
人が多くて時間がなかったり、疲れてしまって行きたい場所にいけない。
今までの旅行で諦めてしまったことはありませんか?
もちろん、沖縄本島のように観光客が多い島もありますが、島への旅行は居住地域によってはアクセスが気軽でない分、観光客が集中しづらい傾向があり、旅を存分に楽しむことができます。
また、一人旅ゆえに現地の方々やゲストハウス等で出会う方などと繋がり、思いがけない機会もあるものです。旅での一期一会は、よりあなたの時間を充実したものにしてくれるはずですよ。
②普段味わうことのできない非日常の景色、文化を目で見て肌で感じることができる。
心地よい島風、広大な海、光輝く星空。
島でしか味わえないグルメや地酒。
なかなか身近な方は少ないんじゃないでしょうか?
一人だからこそ、大自然や文化を目の前にして自分自身を見つめ直す時間が生まれるものです。時間に追われず、ありのままの自分と向き合う。そんな時間を島1人旅は与えてくれます。
③「一人旅」だからこそ旅のスタイルは思うがまま。自分次第!
友人、恋人、家族で旅行するのはもちろん楽しいですが、全て自分の希望通りのプランというのは難しいですよね。島のみにあらず一人旅の一番の魅力は、「他人に気を遣わず思い通りの旅行ができること。」です。
アクティビティ盛り沢山の旅行がしたい、高級なホテルに泊まってみたい、何も決めずとにかくのんびり旅をしたい。疲れたからプランを変更しよう。など全ての時間を自分だけに使うことができます。気遣い屋さんや自由が大好きなあなたにはもってこいの旅スタイルです。
2.島一人旅の心得
①宿と島での交通手段をチェックすべし!
観光地化が進んでいたり、比較的名の通っている島は宿もそこそこありますが、まだまだ情報が少ない島に関しては現地で手配等をするのではなく必ず事前に調べて予約することをおすすめします。交通手段に関しても、基本的に費用を抑えたいのであればバスになりますが、やはり慣れない土地での乗降・本数は1時間に1本など利便性には欠けます。どのくらいの距離を移動するかによって、レンタルサイクルや原付バイク、レンタカー等の予約を事前に行っていくことがスムーズに島旅を楽しむポイントです。
②飲食店やお店、行きたい観光先は事前に確認するべし!
島あるあるなのですが、営業日・営業時間を自由に定めているお店は結構多いです。特にオフシーズン中に立ち寄ると、調べた情報では営業しているものの臨時休業をしている場合も少なくありません。行くことが決まっている場合は、事前に店のホームページやSNSを確認するのがおすすめです。しかし、老舗のお店やローカルなお店だとホームページやSNSがない場合も多いので、絶対に行きたいのであればお店に電話で確認するのが一番確実だと思います。
③現金を多めに持っていくべし。
最近では、至る所でキャッシュレス化が進み現金を持ち歩く人も少なくなってきている印象があります。ですが、島では絶対NG行為です!
島の飲食店やお店はクレジットカードを使えるところも増えてきてはいますが、まだまだ現金のみの会計のお店が多いです。現地ツアー等を予約している場合は、見越して余裕を持って現金を持って行きましょう。
最終手段で、コンビニや郵便局がある島で自分の銀行と連携があればお金を下ろすこともできますが、邪念をなくすためにもしっかりと対策をすることをおすすめします。
3.私のおすすめ5島
3-1石垣島(沖縄県) エメラルドグリーンの海と星空に癒される
石垣島って??
石垣島は、石垣島の海は透明度が高くマンタやウミガメが見られる海として世界中のダイバーが憧れから、訪れるほど。石垣島は星空の島としても名高く、石垣島中心部でもよく星が見えますよ!また、八重山諸島の玄関口といわれているため、ホテルや飲食店も充実しており初心者の方には安心。他の島にもアクセスしやすいのが魅力的ですね!
島での移動手段
ズバリ原付です!個人的に島旅は、自転車や原付で潮風を浴びたくなるんです。
もちろんレンタカー代を抑えたいのもありますが…(笑)
行き先によっては、公共交通機関より車の方が移動時間が短く済んだりもするので、風の抵抗がないレンタカーが無難ではあります。
車だと自分の好きな曲を聞きながらドライブもできますしね!
おすすめスポット
・川平湾
カビラブルーと言われるエメラルドグリーンの透き通った海と白い砂浜と、亜熱帯を感じさせる緑が広がる大自然のコントラストを体感できます。
・平久保崎灯台
石垣島の最北端に位置する平久保崎灯台。
中心地より離れているため、少しアクセスは悪いですが360°に広がる海の珊瑚礁のグラデーションは思わず息を呑みます。
補足おすすめポイント!
・星空を見る
島は灯りが少ないところが多いので、住んでいる場所よりも綺麗に見えるかもしれません。
下記の写真は、中心地でiPhoneで撮った写真なので説得力はないかもしれませんが、やはり自分の目で見るのとは大違いです。街中でも少し暗いところに足を運ぶとより鮮明に見えますよね?流れ星も見えるかもしれませんよ☆
1人で現地ツアーに予約してシュノーケリングやダイビング、星空ツアーに参加するのもあり。アクティブな旅ができるのも石垣島の魅力です。
グルメ
・あらだ家
私は、八重山諸島で食されている、大好きな八重山そばをご紹介します!
沖縄伝統の古民家で靴を脱いで畳の上でいただく、八重山かまぼこと細切りされた豚肉が載っているあっさりした出汁の八重山そばは絶品です。
実家に帰ってきたような安心感もありついついのんびりしたくなるかも。
ぜひ看板わんちゃんもチェックしてみてくださいね!
お店情報サイト
https://www.instagram.com/aradaya20191122?igsh=OTA0amluOGRkZ3U5
石垣島グルメといえば「石垣牛」もあります。予算が合えばぜひ挑戦してみてもいいかもしれないですね!
3-2西表島(沖縄県) 亜熱帯ジャングルを存分に味わう
西表島って??
八重山諸島の最大の面積を持つ島ですが、人口は2000人ほど。
天然記念物のイリオモテヤマネコやカンムリワシなどの動物の多様性が認められ、2021年ユネスコ世界自然遺産に登録されました。
なんと、島の面積の90%は亜熱帯のジャングル!そんな環境がマングローブ林を育てているのです。日本では味わうことの難しい圧倒的な大自然の冒険をしたいのであればぜひ!!
島での移動手段
ずばりレンタカー!島が大きいことももちろんありますが、路線バスや観光タクシーがあるものの、本数が限られていることや観光タクシーは1人だと割高だったりします。原付ももちろんおすすめです!車で入れないような道を冒険してみるのも面白いかもしれないですね!
おすすめスポット
・マングローブの森をカヌー&ピナイサーラの滝(セットツアーに参加する)
西表島といえば、国内最大級のマングローブ。30〜40分程カヌーで漕ぎ進み、ピナイサーラの滝を目指して約50分程山登りをします。ピナイサーラの滝は滝の上にいけるので、そこから覗く絶景と滝壺には疲れも吹っ飛ぶ達成感を味わえるでしょう。帰りは、下から落差54mの滝の全貌を見ることができ、滝壺にも飛び込んでみたりと思いっきりジャングルを楽しめますよ!
・由布島
西表島から水牛車に乗り、現地の方が奏でる三味線の心地よい音色と島唄を聞きながら浅瀬の海を渡っていきます。亜熱帯植物が広がる島内は、徒歩で1時間半程で島内を散策できちゃいます。のんびりした時間を過ごすのにもってこいですよ!
グルメ
・Hook by BRIDGE
オーナーさんが島で釣った魚をふんだんに使った色とりどりの料理は何を食べても絶品。地元の方にも愛される大人気レストランです。お店の雰囲気もとても良く、目の前には海が広がり贅沢な大人のひとときを過ごすことができますよ。淡泊で上品な歯ごたえのある白身魚ミーバイという魚も沖縄周辺地域で愛される魚なのでぜひ味わってみてください!
お店情報サイト
https://iriomote-island.jp/ja/restaurant-hook/
3-3西ノ島(島根県 隠岐諸島 島前) 断崖絶壁のジオパークと夕陽に心奪われる
西ノ島って??
隠岐諸島は島前・島後と大きく分類され、西ノ島は3つある島前の島の中で一番大きな島となっています。また、島前・島後は共に地質や地形から成り立つ生態系や歴史、文化などを保全し持続可能な管理をされていることなどが認められ、世界ジオパークに認定されています。西ノ島は、これらの島の中でも特殊な気候が作り出す景勝地が見どころです。
島での移動手段
ずばりE-BIKE!島ではやっぱり直接肌で島風を感じていただきたいです。
西ノ島はアップダウンが多いので、レンタカーが便利かとも思いますが、自転車で絶景を目の目に大きな坂を下るのはとっても爽快!なんだか青春時代を思い出すような気がします。
おすすめスポット
・摩天崖
海から垂直にたちそびえる海抜257mの大絶壁。風の浸食によってナイフで切り取られたような地形が生まれています。周辺一帯は放牧地域となっているため、絶景を背景に牛や馬がもぐもぐ草を食べている姿を見れるのは、唯一無二の光景。私は、摩天崖の写真をSNSで見て一目惚れし、遊びに行きました!まるで日本なのか疑うような、そんな期待を裏切らない迫力を味わえますよ。
・観音岩
国賀海岸の奇岩の中で一際目立つ、観音様のような姿をした岩。
日没直前、ローソクに火を灯したように、頂上で太陽が重なる神秘的な現象を見ることができるため、ローソク岩と呼ばれることも。大きな太陽で真っ赤に光る空と海に反射する夕日。本当に息を呑む美しさです。
春と秋の一定期間のみに見れるのでチェックしてから言ってくださいね!
グルメ
・にしわき鮮魚店
鮮魚が味わえる食堂のようなお店。1人BBQとしても利用可能で店内ではなく、オープンなスペースで食べます。アワビの炊き込みご飯がおすすめと聞き、たべてみるとあっさりとした味わいで懐かしさを感じさせる絶品。牡蠣も単品で追加するとどーんと大きな牡蠣が!
お刺身も身が引き締まっており、コスパも満足度も申し分ありません!
お店情報サイト
http://oki.nishinoshima.com/eat/nishiwaki.html
3-4奄美大島(鹿児島県) 奄美ブルーと原生林でパワーチャージ
奄美大島って??
奄美群島で最も大きな島で、日本で二番目に大きなマングローブの原生林や太古の森と呼ばれる金作原原生林、特別記念物のアマミノクロウサギなど独自の生態系が育まれており、世界自然遺産に登録されています。東洋のガラパゴスと呼ばれる程、大自然が広がっています。
島での移動手段
ずばりレンタカー!日本の離島では3番目に大きな島。島バスや観光タクシーがあるものの、本数が限られていることや観光タクシーは1人だと割高だったりします。奄美大島は観光スポットも離れていることが多いので、自由度が高く時間に余裕が生まれるレンタカーが断然おすすめです!
おすすめスポット
・土盛海岸
空港からもアクセスの良い、海の美しさがトップクラスの別名ブルーエンジェルとも呼ばれる土盛海岸。私が奄美大島に行った時は注意報が出るほどの大雨だったのですが、それでもこの透明度。ココナッツが流れ着いているのも南国らしく風情がありますよね。透明度が高く、ダイバーから愛される奄美大島の海では、ウミガメやクマノミにも会えるかもしれません!また、天気が良ければ珊瑚礁の海でするサーフィンもいいですね!どちらも絶対に経験しておきたいですね♪
・金作原原生林
映画「ゴジラ」の舞台にもなった、まるで恐竜がいた時代にタイムスリップしたかのような大きな亜熱帯植物やヒカゲヘゴの巨木が生い茂る森をツアーガイドさんと共に散策します。運が良ければ、本州では見られない、たくさんの固有種達が出迎えてくれますよ!金作原原生林は、自然環境保護をするため、認定ガイドの同行が必須ですので、ツアーを申し込みましょう!
グルメ
・みなとや鶏飯
奄美大島って、飲食店が多く食べるものも迷うのですが、奄美大島に来たら絶対食べて欲しいのが「鶏飯」。鶏飯とは、奄美大島で作られている郷土料理で、白米に具材をのせて、煮込んだ鳥スープを上からかけてお茶漬け感覚で食べるイメージ。みなとや鶏飯は、元祖鶏飯発祥のお店としても知られています。あっさりとしつつ、コクがあるスープと薬味で食べるご飯は思わず食べ過ぎてしまいますよ!とても人気店なので早めの時間の来店をおすすめします。
お店情報サイト
3-4屋久島(鹿児島県) 苔むす森と数千年の歴史をもつ屋久杉たちに出会う
屋久島って??
白神山地と共に、日本で初めて世界自然遺産に登録された屋久島。屋久島は火山活動により隆起した花崗岩で形成されており、海から山岳まで約標高差2000mにも及び、島の90%が森林となっています。また、一度は聞いたことがあるかもしれませんが、「ひと月に35日雨が降る」と表現される程、雨がたくさん降ります。そんな気候がもたらす自然の恵みが、樹齢数千年にも及ぶ屋久杉や天然林、雨ツヤで輝く森を誕生させたのです。
島での移動手段
ずばりレンタカー!路線バスやタクシーがあるものの、本数が限られていることや、タクシーは1人だと割高だったりします。旅程がトレッキング中心となると、路線バスやタクシーでも問題はないですが、屋久島をぐるっと回ってみたい!たくさんの観光地を回りたい!等あればレンタカーがおすすめです。しかし、山道を走ることが多いので動物が出て来ることや、倒木してしまっている時もありますので注意して運転してくださいね!
おすすめスポット
・白谷雲水狭 苔むす森(トレッキングツアーに参加する)
「もののけ姫」の舞台になったといわれる「苔むす森」を目指すトレッキングツアー。こちらは総時間3時間以上なので、体力に自信はないけど少しトレッキングしてみたい方におすすめです。苔むす森は、あたり一面苔に覆われた森。静寂で神秘的な緑のコントラストには、思わず言葉を失うでしょう。もしもう少し体力的にも余裕があれば、太鼓岩が組み合わさっているツアーもおすすめです。太鼓岩の頂上からみる屋久島の展望はとても綺麗ですよ!
・縄文杉(トレッキングツアーに参加する)
樹齢約7200年の縄文杉を目指して歩く日帰りトレッキングツアー。総時間10時間以上と少しハードに感じるツアーかもしれませんが、ガイドさんがペースを見ながら動植物の説明をしてくれたり、休憩をとったりと、ペース配分を考えてくれるので初心者の方でも安心です。ハートの切り株が有名なウィルソン株や樹齢数千年の屋久杉も道中で見ることができます。縄文杉は保全のため、少し離れた距離からしか見ることはできませんが、佇まいから溢れる生命力には圧倒され疲れも吹っ飛びますよ!
グルメ
・寿し いその香り
店主が、自らが釣った新鮮な島の地魚を楽しめる地元の方にも愛されるお店。
地魚握りは、身が引き締まっているプリプリでツヤツヤのお魚と酢飯の絶妙な味わいには、本当に感動しました。やはり、島で頂く魚は活きが本当に良いです!また屋久島名物トビウオの唐揚げもあったりとたくさんのお魚を楽しむことができます。本当にどの料理を食べても美味しすぎるのですが、個人的には唐揚げが本当に美味しくて忘れられないです(笑)
お店情報サイト
https://yakukan.jp/spot/6920.html
4.まとめ
いかがでしたか?
島一人旅の魅力は、島だからこそ実現できる自分だけの旅。
島一人旅の心得は、事前準備として交通手段、宿、お店など事前確認・予約をすること。
また、現金を多めに持っていくこと。
私のおすすめ5島では、各島の説明、交通手段
、おすすめスポット、グルメについてご紹介させていただきました。
この記事を通して、島一人旅の魅力を感じてもらったり、新たな旅の一歩のお手伝いができていたらとても嬉しいです。
島までの移動は飛行機やフェリー等少し大変な道のりかもしれませんが、
これら5島は都心からのアクセスも良い島です。
美しい大自然、美味しい島ごはん、温かな人々との交流など、あなただけにしかできない癒しの島時間を過ごしてくださいね。